レシピ

岩手・食材・開発の旅 その③

鍋は強烈に進化する!
岩手・水沢・及源鋳造の輝くばかりの南部鉄器フライパンが届きました。

こちらは、イギリスの人気デザイナー=ジャスパー・モリスンがデザインしたPalmaパルマシリーズのひとつです。

ジャスパー・モリスンといえば、有名ブランドの家具から、照明、時計、靴、キッチンツール等を展開している方ですが、素材や、製造過程にごだわって、その実用的かつ独創的なデザインは世界中に多くのファンから支持されています。ジャパンクールのさきがけ、無印良品の家具のデザインもジャスパーものが何点かあるとかききました。

そして今回、そのジャスパーからのラブコールで、及源鋳造とのコラボレーションが実現したというから驚きです。

及源さんの鍋の強烈な進化プロセスを、10年あまり間近でみせていただいてきました。それまでの南部鉄器の伝統工芸的イメージの囚われから自由になることも大事でした。鉄特有の錆止めを熱処理のみによって実現させるという技術革新で、、無塗装の鍋を考案したところから世界への道が拓かれていきました。

名づけて『NakedPan』。なにしろ、この鍋で焼く「卵料理」がめちゃめちゃおいしくて、「笑える卵委員会」なんていう会で私もしばらく活動してしまったほどです。このお鍋は、化学物質依存度を乗り越えようとする世界のひとたちによって支持され、今ではドイツ・ニュルンベルグのBio見本市では常連のようです。

そして今回のジャスパー・モリスンデザインのフライパン!

使用感は、軽い!!いえいえ、軽いはずはないです。重量は以前のものと同じですが、軽く感じる。片手でホイとはいかないまでも、華奢で非力の私(笑)が、片手でもしのげるくらいの感じ。これまでは、両手掴み以外はありえなかったことに比べたら、ほんとうに軽く感じます。

取っ手のアーチの設計によるバランスなのでしょうか!?

いずれにしても、この軽みは、ありがたい。かつ、焼き心地は、かつてより、まろやかな仕上がりの印象をうけました。これから、使い込んで、ますますいい鍋に育てるつもり。

いい鉄鍋は100年もつといいますから~たぶん、このお鍋の方が、私より長生きすると思うわ。